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ファジィ制御について
min-max-重心法
ファジィ初期の頃は、マムダニの提案による「min-max-重心法」が、ほとんどのところで使用されていました。
- 推論の方法は、前件部メンバシップ関数[A,B](最大グレード=1)と外部入力「x1,x2」の交点「a,b」(グレ-ド)を前件部毎に求め、そのmin値(小さい値a又はb)を求める。
- 1.で求めたa又はb値で後件部メンバシップ関数(三角形)の頭切りを行い、a又はb値を高さとする台形を求める。
- 1.-2.項を繰り返し全てのファイア(発火)したル-ルについて計算する。
- 求まった後件部台形を重ね合わせ、重ね合わさった台形のmax 値(最大値=包絡線)で囲んだ形状を求める。
- その形状を元に後件部の重心「Z0 」を計算する。求まった結果が推論結果となる。
- 以上の事を式で表現すると
この推論法は、推論過程で直感に合わない場合が多く、また推論結果の解析も非常に困難です。下図に示す通りmax法の使用により、本来有効な推論結果(ルール3 の後件部がルール1と2の間に埋もれてしまう)が無視されたり、ファジィの特徴である多入力情報が、min法を使用するためミニマム値を決定させる入力のみが有効となり、他の入力情報が何の意味も持たなくなったりするため、その結果制御感度が悪くなったり、入出力の関係がminとmaxという非線形性の強い演算を使用するため、ファジィ・ルールのチューニングを困難にさせています。
min-max-重心法 説明図
ここでの前件部とは入力部、後件部とは出力部を示します
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