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著者・推薦者のことば

著作者代表のことば

材料力学では、物体の変形や内力(断面力、応力)などの概念の理解が重要である。しかし、内力等の概念は極めて抽象的であり、初学者にはしばしばわかりにくい印象を与えてきたと思われる。「マルチメディア材料力学」は、著作者らが横浜国立大学工学部における「材料力学」のカリキュラムをもとに開発を企画したもので、マルチメディアのビジュアルな特徴(CG・アニメーション)やインタラクティブ性を生かして、これらの概念をわかりやすく解説するように努めた。さらに、引張試験等の実験を写真や映像により解説し、実験の疑似体験ができるようになっている。「マルチメディア材料力学」によって、多くの学生や企業の実務者が材料力学に親しみ、理解を深めることを期待するとともに、授業や設計業務の支援教材としても活用されることを期待している。

横浜国立大学工学部助教授 川村恭己
横浜国立大学工学部教授  角 洋一

「マルチメディア材料力学」への推薦のことば

「材料力学を理解し易く」
東北大学総長(前日本機械学会会長)
阿部 博之
 
材料力学はあらゆるものづくりの基礎であります。設計はもちろんのこと、寿命予測やメインテナンスにも欠くことのできない科学技術です。マルチメディア時代になっても、その大切さは変わりません。わが国の材料力学の代表的研究者のお一人である角教授の研究室で開発したマルチメディア教育システムは、初学者にとって材料力学を理解し易い科目に変えることは確かです。画面を見ていくと、これに続く中級編の開発が待ち遠しくなります。
「遺憾なく発揮されたマルチメディアの表現力」
東京大学名誉教授・東京電機大学名誉教授
山本 善之
 
初学者にとって仮想切断面に作用する内力や応力の概念、物体の変形により生じるひずみの概念はわかりにくいものだが、本システムの解説を見ると、しばしば教える者にとっても語りにくいこのような概念が、マルチメディアの表現力により極めて自然に伝わるように感じられる。また、構造設計に重要な設計限界に関係する機能喪失を含む破損などについても実験例や事故例などの画面を用いて、わかりやすく解説されており、初めて材料力学を学ぶ学生の良き手引きとなるであろう。
「貴重な実験の疑似体験」
横浜国立大学長
板垣 浩
 
大学院の充実とともに学部における基礎教育の重要性が高まっています。材料力学は工学部の基盤をなすカリキュラムの一つであり、この度本学の教官を中心にこの分野の先端的メディアが開発されたことは大変喜ば靱性試験のような実験プログラムが含まれていることは、疑似体験とは言え大変有意義です。材料力学の授業支援メディアとして、また学生諸君の補助教材として活用していただき、構造材料の安全性について高い意識を持った技術者を世の中に送り出したいものです。

PDFパンフレット(455KB)  (C) 2006 ADWIN Corp.