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社長メッセージ

生い立ち

私は宮島の対岸、五日市に生まれました。夏には八幡川で鮎をてづかみ。鈴が峰を中核とする里山で探検。美しい瀬戸内海で日が暮れるまで遊んでいました。

呉高専の「第一期生」

学生時代の夏。呉高専で友人たちと。

1964年に「呉工業高等専門学校」が建てられ、先生に勧められるまま受験。先輩もいない、校舎やグラウンドも整備・進行中という第一期の学生という貴重な経験でした。受験戦争も大学紛争もない長閑な学生時代を送り、昭和44年3月に呉高専機械工学科の一期生として社会に巣立ちました。

東芝での経験

英国EMI社のラドレット工場。世界初のCTはここで生まれた。

東芝に入社し、医用機器事業部玉川工場の自動化推進グループに配属。産業界全体で省力化・自動化が叫ばれ、新設されたばかりの部署でした。NC装置やマイコン・ロボットの利用も始まったばかりで、毎日ワクワクしていたのを覚えています。

ロンドンのピカデリーサーカス。電気系担当の稲垣さんと日曜日の散策。

新しい挑戦が許される環境で、課題も多く苦労もしましたが、当時の皆様に感謝しています。その後、東芝がX線断層撮影装置(CTスキャン)の国産化に動き出し、国産CTの立ち上げに関与することになります。

アドウィンの設立

1980年にアドウィンを設立。倉庫に眠っていたプレハブの部品を5万円で購入し組み上げた。

高専卒業時から「起業したい」という夢があったので、東芝玉川工場の栃木県大田原市への移転を機に広島に帰り、アドウィンを創業。数年後「革新的な教育システムの開発」という経営目標を立て今に至ります。

失敗や挫折をさせてもらったことへの恩返し

2008年に本社移転。広島市西区楠木町(現在地)に社屋を取得。

私は機械関係のエンジニアとしてスタートし、電気制御やマイコンなど多くのことを学んできました。決して卓越した技術者ではありませんが、失敗や挫折を繰り返しながら数々の経験をさせてもらったことへの恩返しとして「技術者を育成する教材開発と教育システムの開発」は、私の使命だと考えています。世の中が急激に変化している一方で、教育の分野での革新は起こっていません。現在も解決しなければならない問題が山積みですが、現状のような教育を続けていては日本が危うい、未来が危ういと考えています。

未来の教育のあり方

世の中に必要とされる会社として

人生100年時代と言われていますが、私自身も生涯現役を貫きたいと考えています。世の中に必要とされる会社として、今後も弊社ならではの価値を積み上げたいと思います。